083街道

ぐうたらおばさんの徒然なるぐうたらな日々…
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2007.09.15 Saturday

上海嫌い

香港タクシーのミニカー
お休みの先生がいるので今日はピンチヒッターでガッコーへ労働に。

今日もまた、引っ張り続けているチラシの制作なんかをしつつ生徒さんを看るという一日。ずっと集中できないと効率が悪いし、なによりマシンパワーが無いためいちいち画像処理に時間がかかって、ちっとも進まない。
よって、まだ完成していない。

帰りに、約一ヶ月ぶりに広東語のレッスンへ。
今、弱点のヒアリングをやっていて、先生が読んだ文章(というか、広東語は話し言葉のため主に会話です)を日本語に訳すということをやっている。
広東語は字で書くと全然違うのでわかるのだが、音で聞くと全く同じという単語が沢山ある。
同じ発音で声調違いというのでも、同じアクセントでも高い音と低い音、あるいは高い音と中くらいの音と低い音というのがあって、四声しかない中国語(北京語、普通話)にくらべて格段に聞き取りにくい。
広東語は大きくわけても6声、細かく分けると9声もあある。
その分、漢字は日本で使っているのと同じだから覚えやすいし、発音も中国語のように日本人が発音しにくい音はほとんど無い。
そんなわけで、聞き取りが一番厄介なのである。

漢字が二つ以上で表される単語は比較的聞き取りやすいが、一つだけだと、同じ音やよく似たアクセントの単語がいくつもあるため、いったいどれのことなんだかがわからない。

例えば、良く出てくるものだと
「海(海=hoi2=高めの音で下がって上がる)」と
「行く(去=h??3=中くらいの音で平坦「ホイ」と「ヒョィユ」の間みたいな感じ、でも早いと「ホイ」と聞こえる)」と
「始める・開く(開=hoi1=高い音で平坦)」などはどれも「ホイ」と聞こえるがちょっと違う。
声調どころか発音が違うというのに、聞こえるのは一瞬だから時々間違える。
「〜したい(想=s?ng2=高めの音で下がって上がる)」と
「上(上=s?ng5=低めの音で下がって上がる)」と
「一対・二つの(とかそういうものを表す量詞)(隹+隹+又=s?ng1=高めの平坦)」 はどれも「ソン」だが声調違い。
他にもいっぱいある。

そして、普通は「上=s?ng5=低い音で下がって上がる」なのに地名のシャンハイ「上海」になると
「上=s?ng6=低い音で平坦」と変化する。
そして組合わさっているもう一つは間違いやすい「海」
上に行く(去)のか海に行く(去)のかシャンハイなのかもうぐっちゃぐちゃである。
悲しい悲しい悲しい

コメント

なるほど、北京語少し齧ってるから
なんとなくわかるけど、中国語は
簡単なようで難しいな(>_<)

広東語って、台湾語に近いようだな。。
台湾語も4声ではなく、8だか9だかの
いんとねーしょんがあるそうだ。。

頑張ってね〜(^-^)v
2007/09/17 10:34 PM by O'Zi:
台湾語は多分また全然違う音みたいです。
上海語も「コレ何語??」ってくらい中国語とはかけ離れているし、中華圏はおそらくもっとも方言がバラエティーに富んでいるんじゃないでしょうか。
同じくらい広くても、ロシアはどこに行っても普通にロシア語で通じるらしいですよ。
それにしても言語習得はきりがないですね。
2007/09/18 2:05 AM by nabo
あー、上海人が嫌いなのかと思った。
私も〜!(笑)とか思ったよ。

ちなみに、上海語はシャーシャー。
北京語は、アゥルアゥル、いう音です。
北京語を習ってる私には、上海語になると同じ言葉でもよく(さっぱり)聞き取れません。

2007/09/18 8:44 PM by
国内であれだけ詞が違うと、いつもしゃべってる方言と、共通語の普通話の二つでも、二カ国語を覚えるようなものだもんね。
他にも公用語がたくさんある国なんかは国民同士でも会話が成立しない事があるんよね〜。
日本人としてはちょっとピンと来ないです。
2007/09/19 3:34 PM by nabo

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