2007.09.15 Saturday
上海嫌い
今日もまた、引っ張り続けているチラシの制作なんかをしつつ生徒さんを看るという一日。ずっと集中できないと効率が悪いし、なによりマシンパワーが無いためいちいち画像処理に時間がかかって、ちっとも進まない。
よって、まだ完成していない。
帰りに、約一ヶ月ぶりに広東語のレッスンへ。
今、弱点のヒアリングをやっていて、先生が読んだ文章(というか、広東語は話し言葉のため主に会話です)を日本語に訳すということをやっている。
広東語は字で書くと全然違うのでわかるのだが、音で聞くと全く同じという単語が沢山ある。
同じ発音で声調違いというのでも、同じアクセントでも高い音と低い音、あるいは高い音と中くらいの音と低い音というのがあって、四声しかない中国語(北京語、普通話)にくらべて格段に聞き取りにくい。
広東語は大きくわけても6声、細かく分けると9声もあある。
その分、漢字は日本で使っているのと同じだから覚えやすいし、発音も中国語のように日本人が発音しにくい音はほとんど無い。
そんなわけで、聞き取りが一番厄介なのである。
漢字が二つ以上で表される単語は比較的聞き取りやすいが、一つだけだと、同じ音やよく似たアクセントの単語がいくつもあるため、いったいどれのことなんだかがわからない。
例えば、良く出てくるものだと
「海(海=hoi2=高めの音で下がって上がる)」と
「行く(去=h??3=中くらいの音で平坦「ホイ」と「ヒョィユ」の間みたいな感じ、でも早いと「ホイ」と聞こえる)」と
「始める・開く(開=hoi1=高い音で平坦)」などはどれも「ホイ」と聞こえるがちょっと違う。
声調どころか発音が違うというのに、聞こえるのは一瞬だから時々間違える。
「〜したい(想=s?ng2=高めの音で下がって上がる)」と
「上(上=s?ng5=低めの音で下がって上がる)」と
「一対・二つの(とかそういうものを表す量詞)(隹+隹+又=s?ng1=高めの平坦)」 はどれも「ソン」だが声調違い。
他にもいっぱいある。
そして、普通は「上=s?ng5=低い音で下がって上がる」なのに地名のシャンハイ「上海」になると
「上=s?ng6=低い音で平坦」と変化する。
そして組合わさっているもう一つは間違いやすい「海」
上に行く(去)のか海に行く(去)のかシャンハイなのかもうぐっちゃぐちゃである。
なんとなくわかるけど、中国語は
簡単なようで難しいな(>_<)
広東語って、台湾語に近いようだな。。
台湾語も4声ではなく、8だか9だかの
いんとねーしょんがあるそうだ。。
頑張ってね〜(^-^)v